残念です。
応援席からはいつも応援してました。
そして鈴鹿のCBRチャレンジの時には、一杯お話させて頂きました。
どのくらいの速度でコーナーに入っていけば大丈夫って、
どうやってつかむんですか? って僕が聞いた時に、
スクリーンから、ブレーキングでパッと上体を起こした時に、
身体で感じる風圧でそれを測ります。
と、答えて頂いた時に只者で無さを感じました。(もちろんハナから只者でないのですが)
偉そうでスミマセン。 でも、その答えに、営業トークでもなく心根で答えてくれてる
学ちゃんの温かさ、そして、センスを感じられました。
僕の大好きな方の一人でした。 亡くなられてもそれは変わりません。
ただただ、残念です。 ご冥福をお祈り申し上げます。
さて、僕の公道用バイク(正確には嫁の所有物)、
CBR600F4i ロッシ仕様 ちゃん。
1年前からバッテリーが上がってます。
ホントは2年前からダメバッテリーなのだけど、去年1年は押しがけ仕様になってました。
*解説*
「押しがけ」とは、セルモーターを使わずに、ギアを入れておいて
「おりゃ!」と気合もろともバイクを押し出しスピードをのせてシートに圧をかけると
同時にクラッチをつないでエンジンをかける、とってもエコ?な始動方法である…
まあ、年に数回しか乗らないから仕方ないのですが、最近さすがにダメージ回復不能
になったらしく、押しがけもムリになりました。
まあ、もうすぐ車検だし、暖かくなったからふらっとツーリング行きたくなった時に乗れないのは
悲しいので、コレを機にバッテリーの交換をしよう!と。
クルマとかバイクを好きな方はご存知だと思うのですが、
「バッテリーって、結構高い!んですよね〜。」
最近の車もバイクも電気をよく喰うからホントに肝心の部品なのですが。。。
しかし、いかんせん、高い。 お高くとまりやがって!!
定価だと3万円近くするじゃないかっ!!!
あんなの電気くん(もしくは ちゃん)を飼ってるただの箱じゃないか!!!!
というわけで、 以前から気になってた激安バッテリーをネットで調べました。
えっ?
ええっ??
はぁ???? (しばし絶句)
国産正規品と同等品が
タイムセール(笑)で、1980円。。。 送料530円。。。。
いや〜ん、 激安ぅ〜ん♪
もちろん、即注文。
何と翌日に、即到着しました!
いや〜ん、 安〜い! 早〜い!
よ〜し。 明日にでも取り付けよ♪ と喜んだのでした。
今思えば、あれが祭りの始まりでした。。。
− 続く(笑) ー

さあ、付けてみよう!
どきどきしながら包装を開封してみると、
「いかにもコピーしました」 系のペラペラの保証書がハラリと落ちてきた。
A4の用紙を4分の1に、ハサミで切ったらしく激しくゆがんでるヤツが。。。
中身が良ければ文句はないさ!!
純正の外したバッテリーと重ねてみる。
うん。 よし。 同じだ。
とりあえず、一度バッテリーケースに収めてみるか。
CBRのシート下のバッテリーケースに激安バッテリーを乗せてみる。
ん?
おや?
入らん。
配線類が邪魔してるのかな? ちょっとコードを整理して、、、
よし。 バッテリーを落としこもうと、
あら? 入らん。
前のバッテリーを外してから時間が経ってるから、ケースが変形したのかな?
確認の為、純正のバッテリーをバッテリーケースに乗せてみる。
「ガコッ!」 ストーンとすんなり収まるではないか!?
う〜ん。 もう一度、純正バッテリーと激安バッテリーを重ねてみる。
一緒に見えるけどな〜。
よし。 と、激安バッテリーをケースに乗せてみる。
入らん。
グイグイ、 ググッ、 ゴンゴン!!
まったく、入る様子がない。 いかん、 ちょっとあせってきた。
よし。 バッテリーのシェルをちょっと削ってみるか。
スクレーパーを持ち出し、バッテリーの四隅をごしごしと削る。
ちょうど角の面取りをする感じです。 1〜2ミリ落としたでしょうか。
これで、どうだ!
ズズッ。 おおっ!!
入らん。
やばい。 かなり冷静さがなくなってきた。 落ち着け、オレ。
もうちょっと、大胆に削るか…
ゴリ、 ゴリ、 ゴリゴリッ。
なんか、デローンとかいって、中身が出てきちゃったりしないだろうか。。。(汗)
周りに結構な量の削りカスがたまってます。 ああ、激安バッテリーよ。
えらいこっちゃ…
なんか、もういいだろう。 これ以上削りたくないな。 安全の為に。
ケースの上に乗せてみる。
ズルズルッ。 おおおっ! 手を添えてグイッと押し込む。
キチキチだが、収まったではないか!! やったー!!!
さあ、電極をつなごう。
あ、メスネジを電極に入れなきゃ。
(純正のは最初からメスネジの六角ナットが入っていて普通にネジを締めるだけですが
こいつはペラペラの鉛で出来た板状の物を後から入れます)
結構、奥まってて指が届かん。 落とすとめんどうだから一度バッテリーを取り出すか。
あ、
ビクとも動かん。
隙間なくビチッとはまったソイツは微動だにしない。
えらいこっちゃ、えらいこっちゃ!
もう冷静さは完全に失われ、頭の中はプチ祭り状態である。
激安バッテリーのせいで激辛な状況へと突入していくのであった。
ーまだまだ続くー
↓ビミョーな保証書

何か、使える工具はないか?
指先の力だけではとても動かせへん。
苦労してはめただけあって、ちっとやそっとじゃ出ようとはしない。
工具箱をのぞくと、、、
あ、 これか!?
目にとまったのは、 「スプリング外し」
*解説
フック船長のフックの部分を小型にしてビヨーンと長くしたスプリングを
引っ張って外す工具である。
スプリング外しのフックをバッテリーの電極の穴に引っ掛けて
引っ張れば動くんじゃなかろうか?
いや、 もうそれしかないっ!
考えられるトラブルは、電極がバキッと折れる。 もしくはスプリング外しがポキッと折れる。
でも、頭の中は祭りで、はやる心を抑えられない。
ガツッと引っ掛け、「え〜いっ!」と 思い切って引っ張り上げた。
ズリズリズリ〜。 見事、バッテリーは釣り上げられたのだった!!
ワッショイ、ワッショイ、 ソイヤッ、ソイヤッ〜!!
この達成感! (って作業的には何も進んでないわけだが)
さあ、ますます盛り上がってまいりました♪
電極にメスネジを差し込み、またまた、せっかく取り出したバッテリーボックスに収める。
はぁ〜、大変だった。。。 こいつめ、苦労させやがって。
さあ、電極をつなごうとボルトを締める。 締める。
あれ? クルクルッ。
更に締める。 あれれ? クルクルクルッ。
締まらん orz くるくるくる くるくるくる
どうやら、ネジがメスに届いてないようである。 空回りしているようなのだ。。。
も一度、バッテリーをスプリング外しにて、グイッと取り出す。
はぁ〜、 テンション下がってきた…
純正品のナットを取り出して、ソイツをターミナルに収めるか。
そうすれば高さも合うだろ。
ナットを取り出し、激安くんのターミナルに、
っと、
入らん。
ターミナルのサイズが違う。 全然入らん。
激安バッテリーの歌い文句、「同等品」とはよく言ったものである。
純正品と同じではないのだ。 あくまで同等なのである。 あいまいなのである。
よし、こうなれば、付属のメスネジをかさ上げするしかあるまい。
目にとまったのは、保証書。
保証書の白紙部分を細く破り(笑)、こより状によって、メスネジの下にはさむ。
かさ上げ完了。 どんなもんだい!
さあ、もうすぐ完成だ。 バッテリーをボックスに軽く収め、ネジを締めようと、
あ、ちょっとメスネジの位置が悪いか。 こよりを軽く引くつもりが、
しゅっ、 こよりが抜けると同時に、
カラ カラッ。 イ ヤ ナ オ ト、、、、、、、、
メスネジが、配線類の闇へと消えてしまった。 密林の奥へと迷い込んでしまった。
よいよいよいよい! えらいこっちゃ、えっらいこっちゃ、 よいよいよいよい!!
全然見つかんない。
バイクをゆすってみるが、落ちてくる気配はない。
バイクを逆さにして、振ってみる力は、僕にはない。
どうする? もう、タイラップでとめるか!? いやいや! それはダメだろ!!
とる手段は、これだ!
自転車をこいで、ホームセンターへGO!! メスネジを探せ。
無いんですね〜、これが。
絶望感に打ちひしがれながら、バイクの元に行き、ペンライトを使ってもう一度現場を見てみる。
ん? 何やら、コードの間に、金属らしき物の影が! まさに一筋の光明。
さながら地獄に下がってきた蜘蛛の糸。
やっとの思いでメスネジを取り出し、 今度は慎重に、慎重に作業を進めました。
つながった。 バイクのデジタル時計が動き出しました。
セルを回すと、キュルキュルキュル、 ヴォン! おお、久しぶりにセルでかかった。
激安バッテリー。 ポン付けで付くと思っていたのがいけませんでした。
ただ、お値段以上に、もう十分楽しませて頂きました。。。
さあ、キミはどれくらいもってくれるのだろうかっ? ←これ重要!
はぁ〜、疲れる祭りだったのだ…
ところで、バッテリーがダメになるのって、どうして「上がる」って言うのかしら?
電流とか電圧とかって弱くなるのは「下がる」って言うのにね。
ちなみに、舞台は終演するのを「終わる」とは言いません。
「ハネる」 と言います。 次につながるように縁起をかついでいるわけですな!
