2018年03月16日

本当は

本当だったら今日は師匠の78歳の誕生日。

「お師さん、お誕生日おめでとうございます!」

と直接師匠にいうのは畏れ多いというか、気恥ずかしいというか
なかなかお伝えすることが出来なくて、

それこそ修業時代はもちろん子供のころから…


初めてお師さんにお誕生日のプレゼントをお贈りすることが出来たのが
古希(70歳)のお誕生日。

記念だからと何かお贈りしたいとすんごい悩んで決めたのが師匠のお生まれの年のアメリカの銀貨
で作られたオーダーの携帯ストラップ。

オシャレな師匠に持って頂きたい贈り物。

師匠は喜んでくださって、ずっと携帯に付けて使ってて下さった。
嬉しかった。


去年の喜寿のお誕生日。

何かお贈りを、と思ったのだが僕なりにこれを超えるお品が思いつかなかった。


悩みに悩んでひらめいた! 

ムスメひかりの何歳かの誕生日に奥さんの実家のお母さんから贈ってもらったひかりが生まれた日の衛星から見た地球の写真。

日本は雲で覆われていてあまり見えない。
そうだ、あの日は春の大雨だった。
すんごい感動した。 宇宙から見たムスメの生まれた日の地球。


気象庁に注文すると写真が送ってもらえるのだ。


師匠の生まれた日の衛星写真をお贈りしよう! これは喜んでもらえるっ!!

確信して、検索した。 


無い。 


無いのだ。。

そうだ。 落ち着いて考えりゃ昭和15年に気象衛星はとんでないわな…

衛星から見た地球なんて撮れるわけないよ。

アポロが月に行くのだってそこから何十年も先だもの。


結局、師匠に喜寿のお祝いのお品はお贈りできなかった。

でも、悩みに悩んだもののお贈りできる品が思いつかなかったのはお伝えした。
師匠は笑っていた。

傘寿、米寿とお祝いにお贈りするものを悩みたかった。


あの日以来、心に穴が開いてしまったような。


あ、僕のお父さんの誕生日は3月12日。 大丈夫。忘れてないよ。


何だか、春がさみしい季節になってしまった。


Posted by yamada at 2018年03月16日 00:06 | TrackBack
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